営業マンの「クライアントにオススメを教えてもらって盛り上がる」雑談ネタ10選!「オススメを聞く」を信頼に変える
営業マンとしてクライアントとの雑談ネタとしても盛り上がることができるし、さらに実際に体験したり購入したりすることで、営業マンとしての信頼関係を築くこともできるのが、「クライアントにオススメを教えてもらう」ということ。そんな中でも比較的オススメを質問しやすくて、追体験ができそうな分野10選をご紹介します。
営業マンの「クライアントにオススメを教えてもらって盛り上がる」雑談ネタ
営業マンにとってクライアントとの距離感を縮めることはとても大切な仕事。雑談はその大きな役目を果たすものと言えますが、その中でも特に手っ取り早くできることとしては、「クライアントにオススメを聞く」ことで雑談として盛り上がった後に、実際にそのオススメされたものを体験したり、購入したりして、次回以降、クライアントにフィードバックすることです。モノによっては多少の出費が必要ですが、
オススメを聞いた時と体験した後と二回盛り上がることができる上に、オススメしたことをやってくれる人というのは印象がとてもよいというメリットもあります。雑談ネタの中でも特に「オススメを聞いて、実際に体験する」ということが比較的容易な雑談ネタを紹介します。
クライアントのオススメを聞く
映画
よく観る人もほとんど観ない人もいますが、人生で一番好きな映画は?と聞かれると大体の人が多少の逡巡はあれ、回答できるものです。今映画館でやっているような旬なものから、DVDを借りなければならないものまでジャンルもたくさんありますが、一度聞いてしまえば、二時間費やすだけで共通の話題を作り出すますし、何より「オススメした映画を次回会うまでに観てきた人」というのは極めて手っ取り早くいい印象を持たせる効果を持っています。書籍なども同じです。聞いたからには観ましょう。
資格や勉強
これまでにしてきた勉強や取得した資格がビジネスにおいて役に立ったという経験があるビジネスマンはたくさんいます。どのような勉強や資格が役に立った覚えがあるか、ぜひ聞いてみましょう。例えばビジネス書を読むという手軽なものでもそうです。「営業マンがクライアントから教わる」というのは特に
初期の関係性を構築するにあたりとても有効な構図です。さすがに真面目に取り組むのはお金も時間もかかるので、せめて、オススメされた分野がどういうものなのかぐらいは語れるようにしましょう。
店
飲食店だけでなく休日ゆっくりと過ごせそうな場所なども含めて、「自分が一度行った店を訪れたことのある人」とは、行った場所について話してみたくなるものえす。ぜひオススメの場所を聞いてみたいものですし、逆に自分が本当にその人に訪れてもらいたい場所がある時はぜひ伝えてみましょう。また簡単な食事やお酒の場を誘う時のとっかかりとしてもとても気軽で秀逸な雑談ネタであると言えます。
旅行先
海外でも国内でも、旅行先は無数にあります。その中でも特にオススメしたい場所というものをぜひ聞いてみましょう。もしオススメしてもらった旅行先に実際に行けるのだとしたら話題はかなり広がります。安い買い物ではありませんが、逆にクライアントからすると
「自分の言葉を信じてもらった」上での購入になるので、信頼感は大きく上がるのではないでしょうか。旅行先の現地から連絡したり、SNSで「お客さんにオススメされた」という書き出しで投稿などができると、もっといいかもしれません。
ブランド
服でもアクセサリーでも車でもなんでも構いません。またハイブランドである必要も全くありません。もちろん思考が人によって異なるので、自分が好きなものを相手にオススメするというパターンが有効とは限らないケースがあります。しかし、このブランドが好きな人はこのブランドも好きというカテゴリーのようなものは存在します。その人に本当にあったブランドを選択することは人生を彩ります。ぜひクライアントのオススメポイントは聞いてみたいですし、自分に何かしらの得意分野があるのであれば、逆にオススメして盛り上がりましょう。
本やマンガ
全く読まない人もいますが、過去を遡れば印象の残っている本やマンガというものは割とあるものです。またそれほどお金がかかるものでもありません。オススメすることは少し押し付けがましいので、ぜひオススメしてもらって自分の手に取り時間を費やしてみましょう。基本的にはストーリーがありますので、どのような起伏に感銘を受けたのか、心に残ったのかなど後から話をしやすいというのもとてもポイントが高いのではないでしょうか。何冊かオススメしてもらって、とっかかりやすそうなものを一つ選んで、ぜひ読んでみましょう。
デートスポット
独身なのか既婚なのかによっても異なってきます。相手を選んだほうがよいとは思いますし同性か異性かにもよります。しかしすごく楽しかったデートスポットの話をする時に、多くの人は笑顔になるのではないでしょうか。話が弾む内容でもありますので、関係性がある程度できてきた相手であればぜひ聞いてみたい内容ではあります。自分に相手がいなかったとしても友達とでも行ける場所もあるはずなので、いくつか聞いてみるのがよいかもしれません。
アプリ
少し古いデータになりますが、
平成28年度の総務省の調査結果によると、スマホの普及率は72%を超えました。営業マンであるあなたも含めて、ビジネスの世界に身を置く人に絞ればほぼ100%近い数値になると思います。その中でも特に自分が愛用しているアプリというものはあるはずです。わざわざ聞いたり教えてもらったりするものではなくても、それほどメジャーではなくても使い勝手抜群なアプリはたくさんあります。何よりインストールする手間が他のどの体験よりお手軽なのは秀逸です。
プレゼント
プレゼントを渡す相手に内容は聞けませんし、営業マンとしてクライアントにプレゼントを渡すというのは多少のハードルがあります。しかし、自身の恋人や両親、知人の誕生日や出産祝い、結婚祝い。またクリスマスやバレンタインなど、営業マンであろうがなかろうがプレゼントを誰かしらに渡す機会というものは比較的あります。クライアントに近い層の人にプレゼントを渡す機会がある時は、「どのようなものをもらったら嬉しいか」という質問をぜひしてみましょう。逆に自分だったらこういうものが欲しいというのも、センスを問われるポイントではありますが、回答によっては好感度を上げることのできる内容でもあります。ぜひオススメを聞いたら実際に誰かにプレゼントしてみて反応をクライアントに伝えましょう。
お酒
好きな人は毎日でも嗜みたいのがお酒です。しかも人によって好みがあり、好きな理由が割と話せるものです。苦手な分野もあるでしょうし、お酒好きな人が盛り上がると、「ぜひ今度ご一緒しましょう」という話にもなり、一気に打ち解けるチャンスです。逆に業務時間外でクライアントと接点をあまり持ちたくないと思う人は、お酒の話題を出すと、誘う誘われるという空気になるので、あえて避けましょう。あまり多くのお店で取り扱っていないような稀有なお酒でも、銘柄で検索すれば、取り扱っているお店は比較的容易に特定可能です。
この雑談の本質は「ネタ」ではなく「小さな約束を守る」こと
クライアントにオススメを聞いて、実際に体験して、次に会ったときに報告する。この流れが盛り上がるネタになることは、あなたも実感しているでしょう。ただ、この方法の本当の価値は、話題そのものにあるのではありません。
「聞いたことを、ちゃんとやってくれた」という事実が信頼を生む。そこにあります。人は、面白い雑談をした相手よりも、自分の言葉を受け止めて動いてくれた相手を信頼するものです。
だからこそ、いちばん大事なのは、面白いオススメを引き出すことではありません。聞いたら必ず体験して報告する、という運用を守り切ることです。逆に言えば、体験して返す気がないのなら、オススメは聞かないほうがまし。「あれ、観ました?」と聞かれて「まだです」を繰り返してしまうと、かえって「口だけの人」という印象になりかねません。小さな約束を、確実に果たす。その地道な積み重ねが、当たり障りのない雑談を、確かな信頼へと変えていきます。
ここで一つ、実務的なコツがあります。オススメを聞いたら、その場でメモに残しておくこと。忙しい日々の中では、せっかく聞いた映画や本のタイトルを、次に会うころにはすっかり忘れている。そういうことが起こりがちです。
商談メモの端に一行、「〇〇さん・オススメの映画・△△」と書いておくだけで、体験のとりこぼしがなくなります。この小さな運用ができているかどうか。それが、約束を守れる営業と、悪気なく約束を破ってしまう営業を分けるのです。
フィードバックは「面白かった」で終わらせない――薦めた「理由」に触れる
体験した後のフィードバックを、「観ました、面白かったです」で終わらせてしまう。もったいない使い方です。もう一歩、相手がそれを薦めた「理由」に触れて返してみましょう。オススメには、その人の価値観や人柄が、思いのほかにじみ出ます。行動派の人が薦める旅行先と、じっくり過ごしたい人が薦める旅行先は違う。
映画で泣ける話を推す人と、どんでん返しを推す人とでは、大事にしているものが違います。「〇〇さんがあのシーンを推した理由が、観てみて分かりました」と返せれば、相手は「分かってもらえた」と感じてくれるのです。
そして何より、これは顧客理解そのものです。相手が何を大事にする人なのかが見えれば、その先の提案で、どこを強調すれば響くのかのヒントになります。雑談で終わらせるのではなく、
そこで得た人柄の理解を、次の商談の設計にまで持ち込みましょう。
逆の使い方も覚えておくと、幅が広がります。自分から相手にオススメする側に回ることです。ただし、これは押し付けがましくなりやすい。相手が「何かいいのない?」と聞いてきたときに限るのがコツです。
そして自分が薦めるときは、なぜそれがいいのかという理由を、相手の状況に寄せて伝えます。「お忙しい〇〇さんだからこそ、すきま時間で読めるこの一冊が」といった具合。オススメは、し合う関係になれたとき、ぐっと距離が縮まります。聞くばかりでなく、時にはこちらからも渡せる。そうなると、関係は一方通行ではなくなっていきます。
全部やろうとしない――手軽なものから、媚びずに
最後に、この方法の使い方で気をつけたいことを二つお伝えします。一つは、
全部を体験しようとしないこと。旅行やブランド品まで毎回追いかけていたら、時間もお金も、いくらあっても足りません。まずはアプリや本、マンガのように、手軽でお金のかからないものから始めましょう。高額なものは、本当に自分も興味を持てたときだけで十分です。
もう一つは、これが「営業テクニック」だと見透かされないこと。興味もないのにオススメを聞いて回ると、媚びているように映り、かえって逆効果になります。自分が本当に面白いと思えそうな分野を選んで聞く。
そうすれば、後日の報告にも、自然と熱がこもります。加えて、お酒やプライベートな話題は、相手との距離をよく見て選びましょう。業務時間外の接点を、あまり望まない人もいます。相手の反応を見ながら、踏み込む話題と、そっとしておく話題を分けられること。そこに、雑談を武器にできる営業と、そうでない営業の差が表れます。
忘れないでほしいのは、この一連のやり取りのゴールは、盛り上がることそのものではない、ということです。目的は、あくまで相手との信頼を積み、その先の仕事につなげること。
オススメを聞いて、体験して、理由に触れて返す。この小さなサイクルを、無理のない範囲で、けれど確実に回し続けられる人。その人が、気づけばクライアントにとって「また会いたい営業」になっています。派手なトーク術よりも、こうした誠実な積み重ねのほうが、長い付き合いの中では、はるかに効いてくるのではないでしょうか。
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店長
Xアカウント:@nishi_sales_ai
新卒で大手IT企業に入社し、飛び込み営業から深耕営業、大手企業担当まで第一線で経験を積む(表彰歴多数)。その後、事業企画・営業企画部門で経営に近い立場から営業組織と数字に向き合い、10年勤続を経て独立。営業組織の改善に特化したコンサルタント企業を立ち上げる。
コンサルタントして数々の現場に入りつつ、自ら営業特化の転職エージェントも運営。近年はAIを活用した営業組織の業務改善・生産性向上プロジェクトに携わる。現場の最前線と経営の両方を見てきた視点から、営業3年目前後がぶつかる壁を越えるための実践知を発信する。
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