名前を間違えた時のお詫びメール|テンプレートと書き方のコツ
【テンプレート】【ビジネス】相手の名前を間違えた時のお詫びメール 営業が信頼を守る3つの視点
ビジネスシーンにおいて相手の名前を間違えてしまうことは大変な失礼にあたります。それを訂正したりお詫びをしないままでいると社会人としての資質を疑われかねません。
【名前を間違えた時のお詫びメール】書くときのポイントとは
お詫びメールを書く時に覚えておくこと
名前を間違えてしまった時に限らず、お詫びのメールを書く際に意識するのは次の3つです。
- まず謝る
- 理由をはっきりと述べる
- 現在どのようにして問題解決に取り組んでいるのか、またはこれからどうしていくのかを述べる
また、謝罪は本来対面ですべきものです。電話や電子メールは早く連絡をしたい時に使う手段で、正式ではありません。メールを送る前か後に対面でお詫びに伺うのがベストです。ただし、実際は何かあるたびに伺う方が迷惑になりますので臨機応変に対応できると理想的です。
余談になりますが、ビジネスにおける挨拶では対面>電話>メール>各種チャットという順番で正式さの度合いが変わります。覚えておきましょう。
【名前を間違えた時のお詫びメール】書き方のコツ
【名前を間違えた時のお詫びメール】件名
商品名と社名、担当者名、名前を間違えてしまったお詫びという旨が瞬時に伝わるものにしましょう。
【名前を間違えた時のお詫びメール】内容
- 名前を間違えてしまったことへの謝罪
- メールでの連絡の非礼を詫びる
繰り返しになりますがビジネスの世界での謝罪メールに求められるのは反省の気持ちだけではありません。顧客との関係を維持し発展させて行くという大切な役目がお詫びのメールにはあります。誠意を持って相手の立場に立った謝罪を心がけましょう。
【名前を間違えた時のお詫びメール】例文・テンプレート
【名前を間違えた時のお詫びメール】
件名:【誤記のお詫び】☆☆社小根曲
株式会社〇〇○○部□□担当
◆◆◆◆様
平素は格別のご愛顧を賜りまして誠にありがとうございます。
☆☆社営業部の小根曲でございます。
先ほどお送りいたしましたメールにつきまして◆◆様のお名前を謝って表記してしまいました。
大変申し訳ございませんでした。
早めにメールを差し上げようとするあまり確認を怠っておりました。
今後このようなミスの無いよう努めて参りますのでご容赦頂けますよう、何卒お願い申し上げます。
大変略儀ではございますが、メールにてお詫びをお詫びを申し上げます。
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株式会社△△営業部★★課
小根曲 太郎(コネマガ タロウ)
会社住所:〒〇〇◯‐◯◯◯◯ ◯◯県〇〇市〇〇△丁目△番地
Mail: t.conemaga@◯◯.◯◯.jp
Tel: 09012345678
小さなミスほど「即・短く・言い訳しない」で訂正する
相手の名前を間違えてしまったときのお詫びは、不良品を出したときのような、大きなトラブルの謝罪とは、少し性質が違います。実害があるわけではないぶん、大切なのは、大げさにしすぎないことです。気づいたら、とにかく早く、そして短く訂正しましょう。時間が経つほど、相手のなかで「軽く扱われた」という印象は強まっていきます。
だからこそ、気づいたその場で、「先ほどのメールでお名前を誤って表記してしまいました。大変失礼いたしました」と、簡潔に謝るのがいちばんです。ここでやってはいけないのが、言い訳を長々と書くことです。「急いでいたもので」「変換ミスで」といった理由を並べると、かえって反省が薄く見えてしまいます。
ミスの大きさに、謝罪の量を合わせます。小さなミスに、長大なお詫びの文章を返すのは、相手に気をつかわせるだけで、かえって重たく感じられてしまいます。短く、率直に、そして早く。それが、小さなミスへのいちばん誠実な対応です。訂正のしかたにも、少しコツがあります。
ただ「失礼しました」と謝るだけでなく、正しい表記を一度きちんと書き添えておくと親切です。「正しくは〇〇様でございました」と明記すれば、相手も、こちらがきちんと認識し直したことを確認できます。あわせて、次に送るメールからは、当然ながら正しい名前で書きます。訂正のメールを送っておきながら、その後もまた間違えるようなことがあれば、今度こそ本当に信頼を失ってしまいます。
原因は「確認不足」――速さと正確さのバランスをとる
名前の間違いが起こる原因は、たいてい一つです。それは、確認不足です。例文にもあるように、「早くメールを送ろうとするあまり、確認を怠った」という場面で、こうしたミスは起こります。
ここに、営業が向き合うべき、速さと正確さのバランスがあります。メールは速く返すほど印象がよい、という感覚は、決して間違いではありません。ですが、その速さが、宛名や金額、日付といった、間違えてはいけない部分の確認を飛ばす言い訳になってはいけません。
送信ボタンを押す前の数秒、宛名だけは声に出して読み返すくらいの習慣をつけておきましょう。特に注意したいのが、以前のメールを流用して書くときです。前の相手の名前や社名が残ったまま送ってしまう事故は、この流用のときに集中して起こります。速さは大事ですが、宛名の確認という一点だけは、どんなに急いでいても省かないと決めておくことが、信頼を一度で失う事故を防いでくれます。宛名の間違いには、名前だけでなく、社名や部署名、役職の取り違えも含まれます。
「株式会社」を前株と後株で間違える、部長を課長と書いてしまう、といったミスも、相手にとっては名前の間違いと同じくらい気になるものです。会社名や役職は、相手からの一次的な資料、たとえば名刺やメールの署名を、そのまま写すのが最も安全です。うろ覚えで書かないこと。この慎重さが、余計なお詫びメールを送らずに済む、いちばんの近道になります。
名前は「敬意の最小単位」――日頃の備えで間違えない
そもそも、なぜ名前の間違いが、これほど失礼にあたるのでしょうか。それは、相手の名前を正確に呼ぶことが、相手を一人の人として尊重していることの、最も基本的な表れだからです。名前は、敬意の最小単位だと言えます。だからこそ、間違えると、内容がどれだけ丁寧でも、その気持ちが台無しになってしまいます。
ここで効いてくるのが、日頃の備えです。名刺を受け取ったら、読み方の難しい名字や、旧字体の漢字を、その場で確認しておきます。「わたなべ」の「なべ」や、「さいとう」の「さい」のように、同じ読みでも複数の漢字がある名字は、特に注意が必要です。役職名も、正確に控えておきましょう。相手からのメールの署名は、正しい表記を確かめる、いちばん確実な手がかりになります。
お詫びの文章をうまく書けることよりも、そもそも間違えない仕組みを持っておくことのほうが、ずっと価値があります。ミスをしたときの対応力と、ミスをしない備え。この両方を身につけていくことが、細部まで信頼される営業への、着実な一歩になるのではないでしょうか。名前を大切に扱えるかどうかは、日々の小さな姿勢の積み重ねです。
相手の名前を正しく呼び、正しく書く。ただそれだけのことのようでいて、実は、相手を一人の人として大事にしているという気持ちが、いちばん素直に伝わる場面でもあります。だからこそ、間違えたときには誠実に、そして日頃からは丁寧に。その一貫した姿勢が、時間をかけて、相手からの信頼を静かに育てていきます。

